はじめに
こちらの記事でJamf Now Plusを紹介しました。その中でも記載していますが、iPhoneを監視対象というモードにしないと設定をできない項目がたくさんあります。
法人でiPhoneを管理する場合には、Apple Business Managerを使って自動登録かつ監視対象モードにするのがベストプラクティスだと思いますが、今回はApple Configuratorを使って監視対象モードにしてみたいと思います。
注意点
監視対象を有効にしたタイミングで、デバイスはワイプされます。
もう一度書きます。監視対象を有効にしたタイミングで、デバイスはワイプされます。
初期化されます。以降の手順は自己責任です。
Apple Configuratorの設定
- MacでAppStoreからApple Configuratorをインストールする
- iPhoneをPCに接続して、Apple Configuratorを起動する
- 初めて接続する場合にはiPhoneとMacのペアリングが求められるので、信頼する
- ペアリングが完了するとApple Configurator上にデバイスが表示されます
- 対象デバイスを選択して準備をクリックする
- 手動構成を選択し、デバイスを監視にチェックを入れて、次へをクリックする。ちなみにデバイスにほかのコンピューターとのペアリングを許可を外すと、このPC以外とのペアリングができなくなる
- MDMに登録しないを選択して、次へをクリックする
- 今回はApple Business Managerとの連携はしないので、スキップをクリックする
- 組織情報を入力して、次へをクリックする。ここで入力した情報は、デバイスの「設定」に表示されるそうで、これはあとから変更できないらしい
- 組織情報の入力は初めてなので、新しい監視識別情報を選択して、次へをクリックする
- iPhoneのセットアップ時に表示される項目を任意で選択し、準備をクリックする
- Macの管理者アカウント情報を入力して、設定をアップデートをクリックする
- 消去をクリックする
- iPhoneの初期化がはじまります
- iPhoneにアクティベーションロックがかかっている場合はエラーになります。アクティベーションロックを解除してやり直すをクリックする
アクティベーションロックの解除方法 - Apple サポート (日本)
- 初期化後のiPhoneの初期設定を完了すると、iPhoneの設定から監視/管理されています。と表示されていることを確認できます
- Apple Configuratorでも監視対象になったことを確認できます
